男性性と女性性の違いを知ってパートナーシップを深めるコツ

男性性、女性性という言葉を聞いた事がありますか？

男性性と女性性とは、肉体的な性別ではなく、心理的・精神的な部分での「男性らしさ」や「女性らしさ」のことを指しています。
男性は男性性が強く、女性は女性性が強いのが一般的とされていますが、どちらのも性も一人の人間の中に持ち合わせています。

そのバランスは人それぞれですが、一般的には男性であれば男性性70％、女性性30％程度と言われています。男性性、女性性どちらが優れているという訳では無く、そのバランスによってその人の精神面や行動に影響しているのです。

男性性、女性性を知ることは、よりスムーズなコミュニケーションに繋がります。

結果重視の男性とプロセス重視の女性

男性は結果重視思考です。一方女性は結果よりもそのプロセスを大切にするという特徴があります。

例えば、お父さんであれば、子供がテストで良い点を取れなければ✖。お母さんであれば、たとえテストの点数は悪くても頑張ったのだから○。というように思考が違います。

はなからこの思考の違いを理解していれば、相手に苛立ったりストレスを感じずに済むのではないでしょうか。

男性は男らしく、女性は女らしくは古い？

男性、女性の区別がなくなりつつある昨今、『男だから』『女なんだから』という言葉は今となってはタブーともされている言葉かもしれませんね。

女性がリーダーシップをとる様になってきた世の中。
男性性を強く持ち合わせている女性も多く、一方優しさや共感力を多く持った男性も増えてきています。

女性がより積極的になることは必然だと思っています。ただ女性であること＝持って生まれたやさしさや包容力を充分に発揮することは女性としての幸せに繋がると私は感じています。

例え男性性を強く持っていたとしても、女性ならではの感受性や柔軟性を大切にすることで精神的にも満たされるのです。

成長と共に変化する特徴

男性にとっての成長とは「与えられる」ようになることであり、女性にとっての成長とは「受け取れる」ようになることだ。

これは。「男性と女性の人間関係」について全世界でシリーズ累計5000万部を発売したジョン・グレイ博士の有名な言葉です。

女性は年齢が若けれ若いほど、自分を犠牲にして相手の欲求を満足させてあげようとする。対する男性も、若ければ若いほど自分本位の発想と行動をとり、他人の欲求などにはまったく気を回さない。

しかし、成長していくにつれ、女性は他人を満足させるために生きていくことがいかに自分自身をないがしろにしてきたかに気づくようになり、男性は他人を尊重し、尽くしてあげることがいかに自分を高め、満足感を与えてくれるかを認識できるようになる。

これが男と女の最大の変化であり、成長なのである。

とジョン・グレイ博士は言っています。